日本HPの HP Pavilion x2 Detachable (HP Pavilion x2 10-n100)

キーボード付きタブレットである日本HPの HP Pavilion x2 Detachable (HP Pavilion x2 10-n100)を購入した。
価格は送料・消費税込みで6万7824円。

日本HPでは「2 in 1」と紹介しているが、CPU、メモリ、メインストレージのスペックや、光学ドライブが搭載されていないことから、「キーボード付きタブレット」と言うのが妥当であろう。

キーボードを取り外して、持ち運んでタブレットとして使うこともできるし、キーボードを取り付けてA5サイズのノートPCとしても使うことができる。
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(写真は日本HPのサイトから無断転載)

日本語キーボードのレイアウト。
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BackSpaceとEnterがやや小さく感じられるが、特に打ちにくいということは無い。

同梱物
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分厚いマニュアルがあるので初心者でも使える。
パソコンに慣れた人なら、セットアップガイドが1枚の大きな紙で入っているので、それだけでOK。

初期セットアップ中
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写真のフルサイズキーボードはセットアップに必要なものではなく、大きさ比較のため、置いたもの。セットアップは15分くらいで完了。

スペック
  • CPU:Intel Atom x5-Z8300 @ 1.44GHz, 4 core
  • ディスプレイ:1280 x 800ドットIPS、タッチパネル対応
  • ストレージ:64GB eMMC
  • 無線LAN: 802.11 b/g/n
  • キーボードを取り外した時の重さ:約590グラム

体感速度
  • メモリ2GBでAtomプロセッサということで、起動は遅いと思っていたが、eMMCのおかげか、思ったより速い。
  • 同じ日本HPのデスクトップ500-540jp (Intel Core i7-4790 CPU、8GBメモリ、7200rpm SATA 2TB HDD)と起動の体感速度は大差ない。


購入後5日くらいでBIOSエラーに遭遇した。

エラーメッセージは「The system BIOS is crrupted and needs to be recovered. The BIOS cannot be programmed because the system is not connected to ecternal power. Please connect external power to continue.」
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(スキャナーで画面を撮ったため、色化けしている)
外出先でACアダプターは持っていなかったが、あとでACアダプターに接続したら5分ほどで自動的に復帰した。

再発防止策をメーカーのサポートにツイッターで問い合わせてみたところ、下記をするとのこと。

事前準備
・USB外付けデバイスなどをすべて取り外す。
・キーボードとACアダプターを接続する。
・シャットダウン状態にする

1. キーボードのF10キーを連打しながら電源ON→BIOSに入れる。
("Exit saving changes?"と画面中央に通知がでた場合は、いったん[No]を選択し、エンターキーを押してBIOS画面に戻る)

2. BIOS画面の右上「Exit」タブに移動していただきますと"Load setup defaults"という項目が出る。 そこを選択し、Enterを押すと "Load setup defaults?"と訊いてくるので、[Yes]を選択。

3. その後キーボードの[F10]を押していただくと"Exit Saving changes?"と訊いてくるので、こちらも[Yes]を選択。

これでBIOSの初期値が読み込まれ、問題は解決した。

ツイッターによるサポートをしていることは利点と言える。
電話だと文章に残らないし、こちらの都合のよい時間に質問できる。
文字数制限があるが、DM機能を使えば長文のやり取りも可能。

購入してすぐエラーが出たのはマイナスポイントだが、致命的なエラーでなかったこと(自動回復したし、データも無事)、サポートの対応が良かったことを考えればお買い得と思った。
使い慣れたWindows 10をそのままタブレットやミニノートPCとして持ち運べるのが良い。
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# by 1229n | 2016-08-01 19:17 | PC一般 | Comments(0)

マルウエア、迷惑ソフト駆除まとめ

悪意のあるソフトウエアや迷惑ソフトの駆除に使えるWindows対応のソフトで基本的に無料なものをまとめる。
検出・駆除できるマルウエア、アドウエアには差がある。

c0240934_21210081.jpgノートンパワーイレーサー
  • セキュリティソリューションの大手からリリースされているスカムウェア駆除ソフト。
  • メーカーの紹介文では「従来のウイルススキャンでは検出されない脅威を取り除く」とされている。
  • 日本語対応。価格は無料。
  • ルートキットの駆除も可能とうたわれている。
  • あまりにも強力なため正規のプログラムを駆除してしまうこともあるらしいので、使用には注意。
  • 他のセキュリティソフトウエアと共存可能。
  • 常駐は出来ない。
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    迷惑アプリのSpeedUpMyPCを検出したノートンパワーイレーサー

c0240934_21225357.jpgMalwarebytes Anti-Malware
  • 有料版のPremiumは 2980円/年/PC1台だが、無料版でもマルウエアを含むPUPのスキャンと駆除が可能。
  • Trojan、ルージュなどにも対応。日本語対応はメニューとメッセージの一部のみ。
    (日本語のファイルはスキャン可能)
  • なお、駆除の時に必要なブラウザ情報なども消えてしまうことがあるらしい。北きつねさん、情報ありがとうございました。
  • 常駐は有償版でのみ対応。
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    Malwarebyteスキャン画面 SpeedUpMyPCはスルーされた。tradeadexchangeは検出したらしい。

c0240934_21250618.jpgHitmanPro
  • トラッキングクッキーなどの発見率は高い。
    (ただし2016/3/22現在、アドウエアのtradeexchange.comに対応していなかったとの情報あり)
  • 開発元のWEBサイトには、他のセキュリティソフトウエアと共存可能であると書かれている。
  • 駆除もできる有償版は24.95米ドル/年間/PC1台。ただし無料で14日間試用可能。
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    ReviverSoft、SpeedUpMyPC、GardeningEnthuasist、PCMechanicのアンインストール後レジストリに残るキーを検出したHitmanPro。


c0240934_21271392.jpgSpybot
  • 窓の杜では「定番のスパイウエア対策ソフト」と紹介されている。
  • マルウエアの検索・駆除とも無償版で対応可能。機能を追加した有償版も用意されている。
  • Windows 10にインストールした際、スタートアップに登録されたが、どのような動作をするのかは不明。
  • 日本語化もできるらしいが、シンプルなインターフェースなので英語版のままでも十分利用可能。
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    SlimwareをPUPとして検出したSpybot


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# by 1229n | 2016-05-01 00:00 | マルウエア・クッキー等 | Comments(0)

大げさにエラー表示して有料版の購入を迫るSpeedUpMyPC 2016

SpeedUpMyPCが2016になっていたので、その挙動を確かめた。併せて駆除の方法もまとめた。

セキュリティ関連サイトでの記載
SpeedUpMyPCの以前のバージョンはシマンテックの公式サイトに「SpeedUpMyPc は、コンピュータの動作を遅くするという問題について誤解を招く情報を表示する、不要と思われるアプリケーションです。問題を解決するために代金を支払うようユーザーに要求する可能性があります。」と記載されている。
(引用者からの補足:実際に要求される。)
SpeedUpMyPC 2016も同じくPUP(シマンテックの用語でいうとPUA)であると考えられる。

SpeedUpMyPC 2016の挙動
  • 「PCにエラーがみつかりました」等のブラウザのメッセージと混同しそうな広告で、ダウンロードを促す。
  • ダウンロードしたファイルを実行すると、「SpeedUpMyPC 2016で無料スキャンを開始」というタイトルの画面が出てきて「同意してスキャンする」をクリックすると、SpeedUpMyPC 2016のインストールが開始される。
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  • インストールが完了すると「スキャン」が開始され大げさな警告がポップアップする。
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  • 例として優先度が高とされているジャンクファイルの結果を見てみる。
  • ごみ箱が空にされていない、Windows一時ファイルがある、インターネット一時ファイルがあるなど、このSpeedUpMyPC 2016を使わなくても簡単に解決できるものばかりである。わかる人にはわかるが、これらのファイルを削除したとしても「スピードアップ」は望めない。
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  • 緑色の「削除」や「修復」ボタンを押すと、WEBブラウザが開き有料版の購入を促される。
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  • SpeedUpMyPC 2016を閉じようとして右上のxボタンをクリックしてもこのプログラムは終了できない。
  • さらに下のような画面が出てきて右上の「閉じる」をクリックしても終了できない。
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    終了するには「今すぐ購入」という緑色のボタンの下の「終了」をクリックする。
  • SpeedUpMyPC 2016は自身をスタートアップに登録し、Windows起動のたびに「スキャン」→「エラーの表示」→「有料版の購入督促」を繰り返す。
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  • しばらく放っておくと、Windows画面右下からポップアップを出して、エラーの表示と有料版の購入督促を行う。
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セキュリティソフトでの判定
有名どころのセキュリティソフト4種類のうち半数が、迷惑ソフトとしてSpeedUpMyPC 2016を検出した。
SpeedUpMyPC 2016の駆除

コントロールパネルからのアンインストールという方法もあるが、事前にタスクマネージャーでSpeedUpMyPC 2016関連のプログラムを終了させる必要があるため、ノートンパワーイレーサーを使ったほうが簡単である。
  1. ノートンパワーイレーサー(ファイル名はNPE.exe)をダウンロード、実行する。
  2. 内容に同意し、ノートンパワーイレーサーが起動したら「迷惑アプリのスキャン」を実施
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  3. SpeedUpMyPCが見つかるので、アンインストールをクリックして終了。
  4. アンインストールが完了すると値引きされた値段でソフトを買うように誘うページが開くが無視してよい。
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# by 1229n | 2016-04-09 20:18 | マルウエア・クッキー等 | Comments(0)