64bit OS対応のPCを購入したので、サイズ1GB超(約2GB)のテキストファイルをテキストエディタで開いて編集できるか試してみた。 通常1GB超えの大きさのファイルが生成されることは無いが、log、dmp、cvsで生成されることがある。 ■試したテキストエディタ ・Windows 8.1 (64bit)標準のメモ帳 ・EmEditor Free Ver 15.0.2:無料(個人使用のみ) ・サクラエディタ Ver. 2.1.1.4:無料 ・秀丸エディタ 64bit版 Ver8.54β3:4320円 (無料で試用可能) ■PCの環境 ・Intel Core i7-4790 CPU, 8GBメモリ(DDR3-1600 / PC3-12800 DDR3 SDRAM UDIMM), 2TBハードディスク (Seagate ST2000DM001-1ER164) (テスト時点ではモニターなしで10万程度で買える標準的なPC。) ・バックグランドのメモリ使用率:約27% ■テキストファイル ・約1.98GB, UTF-8 ■テスト方法 1. 先にテキストエディタを開き[ファイル]→[開く]→目的のファイルダブルクリック (秀丸エディタでは読み込める行数を設定できるので、あらかじめ最大1億行まで読み込めるよう設定しておく) 2. ダブルクリック完了後に何秒でテキストファイルが開けるか計測 3. 途中でエラーが出たら、その内容を記録 4. 気になるところがあったら、記録 ■結果 ・Windows 8.1 (64bit)標準のメモ帳 1秒程度でエラーメッセージ ・EmEditor Free Ver 15.0.2 103秒程度でファイルオープン完了。30文字程度の文字をコピー&ペーストして、特にスピードに問題なし。 カーソルキーやPage Up/Dnでのスクロールも少しつっかえるも使用に耐えられる程度。 ・サクラエディタ Ver. 2.1.1.4 120秒程度でハングアップ ・秀丸エディタ 64bit版 Ver8.54β3 ファイルの一部を読み込むようダイアログで推奨された。 かまわず、全部読み込むようにすると、約170秒でファイルが読み込めた。 スクロールやコピーアンドペーストはEmEditorに比べるとスムーズ。 ■まとめ ・テストした4種のテキストエディターでは、EmEditor Freeと秀丸エディタが約2GBの巨大テキストファイルを読み込むことができた。 ・「ファイルの一部だけを開く」、「上書き禁止で開く」など秀丸エディタは、巨大テキストファイルを扱うのに便利な機能がある。 ・巨大テキストファイルの閲覧・編集は、コスト重視ならEmEditor Free、機能重視なら秀丸エディタ(64 bit版)が好適と感じた。
by 1229n
| 2015-05-10 16:28
| テキストエディタ
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