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HP ENVY5020 プリンター・スキャナーのレビュー

キヤノンのPIXUS MG6330が故障したので、HPのENVY5020を購入した。
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MG6330は2万円程度(2012年現在)だったが、ENVY5020は 9000円程度(2018年現在)で買える。(メーカー直販でも1万1000円程度)
半額以下のMFPだったので、購入後にWindows10、USB接続での簡単な性能比較をしてみた。

操作画面
  • MG6330: カラー
  • ENVY5020: モノクロ
操作画面はカラーのほうが見た目がいいが、ENVY5020はモノクロでもコントラストが工夫されているらしく不自由しない。またWi-Fiの接続インジケーターは別に青色LEDが用意されているので視認性はいい。

印刷解像度
  • MG6330: 9600x2400dpi
  • ENVY5020: 4800x1200dpi
数字はMG6330のほうがいいが、2~3万円するレーザープリンターの標準的な印刷解像度が1200x1200dpi程度であることを考えると、4800x1200dpiでも充分である。
(RICOH SP C342のような10万円近いプリンタでも印刷解像度は1200x1200dpiであり、実用上問題ないと言える。)

A4普通紙印刷速度(カラー)
  • MG6330: 10 ipm (image per mitute)
  • ENVY5020: 10 ppm (page per minute)
どちらも測定はISO文書の印刷だが、詳細が公表されていないため単純比較は無理である。
が、印刷速度について公表されている値は同等と言えよう。

自動両面印刷
  • MG6330: あり
  • ENVY5020: あり

使用インク
  • MG6330: 黒(顔料・染料各1)x2、灰色、CMYx各1の6色独立。 (5色で6個のカートリッジ)
  • ENVY5020: 黒(顔料)、CMY一体型(染料)の4色 (4色で2個のカートリッジ)

スキャン機能
  • MG6330:2400x4800dpi, CIS方式
  • ENVY5020:1200x1200dpi, CIS方式
ENVY 5020のほうがスキャン解像度の点で数値が劣っているように見える。
しかし、新聞の文字程度のスキャンなら問題ない。
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スキャン解像度については、RICOH MP C6004のような100万円以上するMFPでもスキャン解像度は600x600dpiであり、スキャン解像度はMG6330のほうが、「オーバースペック」という事も出来る。

耐水性(1)
印刷直後に蛍光ペンで線を引いてみた。
顔料インクで水には強いはずなのに、なぜか蛍光ペンで文字をなぞったら、黒・カラーともにインクがにじむ。
蛍光ペンには弱い。
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耐水性(2)
印刷して10分間乾燥させた後に、ペットボトルのキャップ一杯分の水をこぼした。
カラー部分はにじむが、モノクロの文字の部分はほとんどにじまない。
地図などを印刷して持ち歩くときには、黒インクのみで印刷したほうがいいだろう。
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デフォルトでWindows用ソフト(Officeなど)から自動両面印刷ができない
コントロール パネル\ハードウェアとサウンド\デバイスとプリンターでHP ENVY 5000 seriesのプリンタープロパティ→デバイスの設定を見るとInstallable Optoinsの「自動両面ユニット」が「未インストール」がデフォルトとなっていた。
ここを「インストール済み」に変更して「OK」をクリック。これで自動両面印刷が可能となる。
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これはマニュアルにも書かれていない事であり、初心者には敷居が高いと感じた。(マイナス点)。マニュアルや自動インストールされるドライバまたはサポートサイトでこれが改善されていればマイナス点にはならないであろう。

PDLがPCL系で安心感がある。
PCL系のPDLはヒューレットパッカードが開発したもので、アップルのPostScript系、エプソンのESC/P系、NECのPC-PR系に匹敵するデファクトスタンダードなので安心感がある。
PCLはサムスンのレーザープリンターなどで標準、リコーのMFPでもオプションで用意されるなど人気のPDLである。

充実したモノクロ印刷機能
HP ENVY 5020では黒のプリントカートリッジのみを使っての印刷もできる。キヤノンのMG6030や他の多くのインクジェット機がモノクロ印刷の時にも印刷の時にカラーインクを消費することを考えれば、これは大きな利点であろう。

静かな動作音
静音モードで印刷時の音を小さくできる。プリント速度は遅くなるが音が気になる人には利点であろう。

総評
数値上のスペックは2万円台のミッドレンジ機に比較して劣りはするものの、実際に使う分には全く困らない。
また、タッチパネルや電源ボタンは使いやすい。
特筆するのは、他メーカーでは上位機でしかサポートされていない、「黒インクのみでの印刷」に対応することによって印刷コストを抑えられる。
メーカーが電話だけでなくTwitterやLINEでもサポートを受け付けているのも利点と言える。
上に書いた「自動両面印刷の設定」だけがネックであるが、それさえクリアできれば初心者にもお勧めのローエンドインクジェットMFPといえると感じた。

その他
スマホ印刷などのその他の機能は使ってみてからレビューする予定。
環境
  • MFP:日本HP製HP ENVY 5020 Z4A69A#ABJ (JAN:4573285689766)
  • 用紙:コクヨS&T製 KB-39N (JAN:4901840013725)
  • PCとOS:日本HP 500-540jp, Windows 10
  • 蛍光ペン:無印良品(JAN:4548718121946)
  • 接続:USB

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by 1229n | 2018-05-27 16:23 | PC一般 | Comments(2)

WinZip Driver Updater (PUP)

PUPがインストールされないように注意していたのだが、WinZip Driver Updaterを入れてしまった。
(圧縮解凍ソフトのWinZipとは、全く別のもの)
Any Video Converterをインストールしたときに一緒に入ってしまった。

WinZip Driver Updaterはインストールされると、自身をスタートアップに登録し、自動的にコンピュータをスキャンする。
そこで、「ドライバーが古い」と恐怖をあおり、有料版(年間契約)を買わせようとする。
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(Windowsアップデートをしっかりしている限り、ドライバが古い(ましてやコンピュータの動作不具合につながる)という事は普通に考えればあり得ない。)

そして、「更新が必要なドライバー」の一覧を表示。
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また時々勝手に「ドライバーの更新が可能」というポップアップ画面も出てくる。
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画面の指示に従って更新しようとすると、無料で一つのドライバーだけを更新するか、有料版で全部のドライバを更新するかを選択する画面になる。
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有料版の価格は年間4423円である。

Malwarebytesで確認したところPUPとして検出された。
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レジストリもいじられていたようなので、そのまま隔離して終了。

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by 1229n | 2018-05-18 05:34 | マルウエア・クッキー等 | Comments(0)